食品、添加物などによって中毒した患者を食中毒患者としています。コレラ、細菌性赤痢、腸チフス、パラチフスなどによる経口感染症は病原性が強く、人から人への感染が起きます。
ノロウイルス感染症は生牡蠣などが感染源のことが多いです。見た目ではウイルスを含んでいるかどうかは分かりませんから、生牡蠣を食べないのが感染予防の上策です。どうしても牡蠣を食べたいときは、中心温度が75度、3分以上加熱されたものを食べるのが安全です。牡蠣の中心部がジューシーな状態ではウイルスが生きている可能性があります。主な症状は,腹痛の他に、激しい嘔吐と水様性の下痢です。食中毒の基本的な予防策は、食前、調理前や生ものを扱った後に手を洗うこと、しっかり加熱すること、できるだけ早く食べること、食器使用後はすぐに洗浄し、スポンジは熱湯消毒し乾燥させることなどです。

 

 自然毒によるものはジャガイモの芽、毒キノコ、トリカブト、ふぐ毒、貝毒、化学物質では農薬などがあります。 吐物や便などに含まれているウイルスが感染源になることもありますから、後片付けなどをする時なども自分が感染しないように注意が必要です。

 

 症状が続く場合は消化器内科を受診して下さい。