腹部には胃・十二指腸、小腸、大腸などの消化管や肝臓・胆嚢・膵臓、腎臓などの臓器があります。胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などは食後や空腹時など食事との関係が深いことが多く、胆石、尿管結石などは突然激しい疼痛が起こり、蹲って動けなくなってしまいます。お酒を飲む機会が多く、脂っこい食事や肉が続いている場合に、お腹から背中にかけて違和感があって痛い場合は急性膵炎、慢性膵炎、膵臓がんなどの病気の可能性もあります。

 

 また、発熱とともに右下腹部痛が起きた場合は虫垂炎や腹膜炎などを疑います。お腹をゆっくりと圧迫してからさっと手を離し、圧迫した時よりも離す時の痛みが強く、お腹全体に響く場合は腹膜炎の可能性があります。

 

 激痛を伴う急性腹症は緊急手術を含め、早急な診察と治療が必要になりますから、救急車を呼んで消化器専門病院へ運んでもらって下さい。