胸の痛みは心臓や肺、大動脈疾患の症状であることが多く、重大な病気の可能性が高いので、速やかに医師の診察を受けることが必要です。主な病気は狭心症、心筋梗塞、解離性大動脈瘤などの循環器の病気、肺炎、気管支炎、自然気胸、肋膜炎、肺梗塞などの呼吸器の病気、肋間神経痛、皮膚神経疾患である帯状疱疹などがあります。その他、食道潰瘍、逆流性食道炎、胃・十二指腸潰瘍、急性膵炎、胆のう炎などの消化器系疾患でも、胸痛として感じることがしばしばあります。

 

 脂が多い食事が続いていると血液中の脂質が徐々に増え、血液がギトギトしてしまい、細い血管に流れにくくなるので狭心症や心筋梗塞を起こしやすいのです。心臓カテーテル検査をし、細くなっている冠動脈が見つかった場合はその部分をバルーン(風船)で拡げ、ステント(蛇腹)を入れると心臓の血流が確保されるため症状がかなり軽減されます。

 

 夜中に胸が突然痛くなった場合は、狭心症、心筋梗塞の可能性が高いので、手元にニトログリセリンの舌下錠などがあったらすぐに口に含んで、それでも強い痛みが改善しない場合は、救急車を呼んで循環器専門病院へ搬送してもらって下さい。