激しい運動をした時や、緊張やストレスがあったりすると健康な人でも動悸が激しくなりますが、通常は時間が経つと治まるものです。しかし、運動をしていないのに動悸を感じる時は、心臓に何らかの異常がある場合が多いので注意が必要です。脈の打ち方が時々不規則になる期外収縮と、脈が速くなったり遅くなったりしていつも脈が乱れる心房細動などがあります。

 

 心房細動の場合、心房が定期的に収縮しないで漣(さざ波)のようにうごめいているだけなので心房中で血液がよどんで血の塊を作りやすくなり、その塊が脳の動脈に詰ると脳塞栓を起こしてしまいますから、不整脈を治す薬、電気刺激、カテーテルアブレーションなどの方法で心房細動を治すのが得策ですから、循環器専門病院で相談して下さい。心房細動が治らない場合は血液が固まり難くするワーファリンなどの薬を服用し続ける必要があります。

 

  心臓の拍動が20~30秒も止まったりして意識が無くなって倒れてしまうアダムス・ストーク症候群の場合や、脈拍数が1分間40以下と非常に遅くて体を動かす時に、強い息切れを感じる場合は脈が遅くなりすぎて、心不全を起こしている可能性があり、生命に危険があるためペースメーカーを体内に装着する必要がありますから、循環器内科で相談して下さい。