平熱は36.5度程度で、通常は37度以上あれば発熱と考えます。体温の上昇を起こす原因は細菌やウイルスなどが体内に侵入して引き起こされる感染症として扁桃腺炎、上気道炎、インフルエンザ、気管支炎、肺炎、膀胱炎、腎盂炎、感染性腸炎、急性虫垂炎などがあり、まれに脳脊髄膜炎、敗血症という重症な病気もあります。感染症以外の発熱は暑い季節では、乳幼児や高齢者の熱中症や脱水症も考える必要がありますが、脳腫瘍、脳出血などの中枢神経性発熱、慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデスなどの膠原病、がん、悪性リンパ腫、白血病などによる場合もあります。

 

 感染症による高熱には通常解熱薬を用います。子供の発熱などに解熱薬を使わないで冷やすだけという考えもあるようですが、大人でも発熱は体力を消耗しますし、乳幼児の場合は熱性痙攣などを起こすこともあるので私は解熱薬の使用を勧めます。

 発熱が続いて原因がはっきりしない場合は小児科、内科を受診して下さい。